5月20日
仕事終わったあと,TOHOシネマズ日本橋で『テルマエ・ロマエⅡ』を観てきた.
コメディ色が前作よりも増してて,確かに面白かったんだけど,面白さがコメディな部分から来るせいで,底が浅い,味わいがなくなったように個人的には感じた.
テルマエ技師としてローマ皇帝の絶大な信頼を寄せられるルシウスが,今作で挑むのは,コロッセオに集うグラディエーターのための,体を癒やすテルマエ,北方の地に赴いたケイオニウスのための簡易テルマエ,もとい五右衛門風呂.そして,ローマの民のための,温泉郷だ.
問題にぶち当たる度に現代日本にタイムスリップするのは,もはや水戸黄門のようなお決まりなパターンを連想させる.
力士を見て,平たい顔族のグラディエーターだと判断して,ならば彼らが用いる風呂場に秘密があるのではと考えた結果,足つぼやマッサージ器,そしてバスクリンだ.
うーん,何というか,古代人が現代の世界を見てどう思うか,って想像するしかないけれど,でも,もう少し深く考察をするものじゃないかと思ったりはする.
まぁ,面白かったからとりあえずは良しとしよう.