2013年11月12日火曜日

清州会議

三谷幸喜原作,脚本,監督の『清州会議』.

よく出来てるなぁと思った.
豊臣秀吉の狡猾さが非常にうまく描かれてたように思う.

それほど多くの動きがあるわけじゃない.舞台もほとんどが城の中だし.

動きがない中で会話だけで面白さを演出する技術,身につけたいなぁと思った.

2013年10月3日木曜日

怪盗グルーのミニオン危機一髪

いつだったか、『怪盗グルーの月泥棒』っていう映画が公開されてた。
『怪盗グルーのミニオン危機一髪』は続編だ。

グルーのしもべ達であるミニオンがさらわれて、彼らを助けるためにグルーが活躍する話。

前作の終わりで善人に変わったグルーに、泥棒の疑惑がかけられたことから、美しい捜査官と出会うわけだけど、今作のラストでは、その捜査官と結婚にまで至ってる。
展開が速い物語だ。

子供に慕われる大人って良いよなぁと思ったりした映画だった。

2013年8月4日日曜日

風立ちぬ

良い映画だった。

日本初の戦闘機、ゼロ戦を作った堀越次郎の人生に、堀辰雄の小説を絡めて描いた作品。
何か大きな目標を持って仕事に打ち込むのって、やっぱり良いなぁと思う。
あの感じが分かる人は、そんなに多くないのかもしれないけど。

今までのジブリ作品と比べて、無条件に子供に受け入れられる作品っていうわけでもないし、大人でも人を選ぶ作品に仕上がってたと思う。
個人的には、そういう際物大好きだから良いけど。

色々と気になる場面があるから、また観てみたいなぁと思う。

謎解きはディナーのあとで

本音を言えば、あんまり好きな作品じゃない。テレビ観てた頃から。
お笑い色が強すぎるミステリーって、どちらかと言えば嫌いなんだよなぁ。
それなのに、どうして映画を観に行ったのか・・・
時間があったから、以外の説明がなかなか出来ないんだよなぁ。
まぁ、北川景子は好きだけど。

うん、この映画はノーコメントで。

2013年7月12日金曜日

モンスターズ・ユニバーシティ

ほぼ1か月ぶりに観た映画。

仕事始めてもちょくちょく映画観に行こうと決意した日はどこへやら。
仕事で疲れるっていうことはないんだけど、通勤と、長時間起きてることで疲れてる。
体力には全然自信がないからなぁ。

まぁ、時間がある時には映画観に行こうと思ってる。

というわけで、『モンスターズ・ユニバーシティ』観てきた。
残念なことに『モンスターズ・インク』は観てないから、それほど主人公2人(2匹?)に思い入れはなかった。
インクって、inc.じゃなくてinkだと思ってたくらいだし。

怖がらせ屋になりたくて頑張ってるのは分かったし、怖がらせ屋の仕事が、子供たちを怖がらせてポイントを稼ぐ仕事だっていうことも分かったんだけど、怖がらせて取得したポイント、結局何に使われるのか、そのあたりがよく分からなかった。

今度BDで『モンスターズ・インク』観た後、もう一度観直してみようかなぁと思う。

2013年6月21日金曜日

俺はまだ本気出してないだけ

印象に残ったのは映画の内容よりもテーマソング。
SCANDALの『会わないつもりの元気でね』。
あんまりパッとしないバンドだと思ってたけど、一旦見直した。ほかの曲を聴こうとは思わないけど。

映画に関しては、何だろう、やっぱり橋本愛可愛いなぁっていうだけかなぁ。
俺はまだ本気出してないだけだって言いながら、それを自分への逃げ道にしてる感じの人、よくいるよねっていう感じ。俺はどうなんだろうって思いながら観てた。
痛いところつくなぁっていうタイトルだけど、映画の主人公ほど怠惰な生活送ってるわけじゃないから、それほど共感できたわけでもない。

1つ印象に残ってる場面は、男がヘルスに行って、楽しんだ後帰ろうとすると、ヘルスの中で娘に遭遇する場面。
良くある、個室で待ってたら娘が来たとか、そういう感じじゃないだけ一捻りしてるなっていう感じだった。
娘が風俗で働いてるって知ったら、俺ならどう思うかなぁって思ったけど、娘自体いないから、想像するだけ無駄だった。ただ、それでもあえて想像すると、人の人生だから、って思うだけのような気がして、相変わらず冷たいなぁと自己嫌悪に陥った。
で、話を戻して、娘が風俗で働いてることを知った主人公。娘と並んで家に帰る途中に行った言葉が心に残った。
「久しぶりに、父親らしいお願いして良い?」
「あのバイトは辞めて欲しいな」
今まで家族と向き合うのも避けてたような主人公が、久々に娘に対して向けた強い思い。
ちゃんと言葉にするって大切だなぁと思った。

図書館戦争

榮倉奈々、岡田准一主演の『図書館戦争』。
フジテレビの木曜深夜のアニメ枠、ノイタミナでアニメをやってるのを観てファンになって、小説も最近読んでる。
実写映画も結構期待して観に行った。

メディア良化法という、不健全な図書を取り締まる法律に対抗するために、図書館が武装している屈折した世界のお話。
最近、現実世界でも、似たような話があって、笑い話じゃないよなぁとか思ったりする。

岡田准一はともかく、榮倉奈々は正直イメージと合わなかったんだけど、映画は面白かった。

表現の自由を守るために武装するっていうのは、やっぱり間違ってるんじゃないかなぁとかなんとか、そもそも論を展開しちゃったりするんだけど、まぁ、その辺は置いとこう。
機会があれば、また観たいなぁと思う。

2013年5月24日金曜日

舟を編む

松田龍平主演の映画。国語辞典を作ろうとする物語。
言葉を大切にする人って素敵だなって思う。
俺自身、正確な意味とか知らずに何となくのニュアンスで使ってる言葉とかがあるから、反省しようと思った。
何かに一心に打ち込むタイプの主人公は、最近だと、『天地明察』の渋川春海がいたけど、この映画の主人公は渋川春海とくらべて雰囲気が暗い。でも、堅実に生きてる感じが好感持てたりもする。

俺も、長い年月を掛けて何かを成し遂げられるような人物になりたいなぁと思う。

2013年5月13日月曜日

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点

TOHOシネマズ六本木ヒルズで観てきた。
『探偵はBARにいる 2』。
相変わらずエロありアクションありちょっとした推理あり。退屈しなかった。
尾野真千子が出演してるんだけど、良い味出してて良かった。

北海道には高校生の頃の修学旅行で1度行ったきりだなぁ。
あの時は、修学旅行だから当たり前だけど、夜の街には繰り出さなかったからなぁ。
地方で夜の繁華街って言えば、訪れたことがあるのは京都と大阪だけ。もう少しいろんな場所行きたいなぁって思ったりする。
北海道、ある程度お金貯めたら1泊でも良いから行ってこよう。

この映画、内容の話をすると滅茶苦茶だから説明するのが苦しいんだけど、とりあえず、マジックが趣味のオカマが殺されて、その犯人を見つけようっていうお話。
考えてみれば、内容はあんまりないんだよなぁ。無駄な描写で持ってるっていうか・・・なくていい場面が多すぎるっていうか・・・でもまぁ、面白かったから良しとしよう。

2013年5月12日日曜日

県庁おもてなし課

有川浩原作の『県庁おもてなし課』観てきた。

高知県庁に実在するおもてなし課を舞台にしたフィクションだ。
有川浩が高知県の観光特使だったことから出来上がった作品らしい。

特別映画的な何かがあったわけではなく、非常にのんびりした時間が過ぎるだけだけど、苦痛ではなかった。観やすい作品だった。

おもてなし課の職員が、映画の冒頭で、「あなたたちに足りないのは民間感覚だ」と指摘されるわけだけど、仕事をする時は、その仕事の顧客は誰かを常に考えろって言ってた会社の先輩社員を思い出した。
誰のためにやってるのかっていうことを意識して、その相手に寄り添った考えを発信していかなきゃいけないなぁと思った。

のんびりした作品を苦痛に感じないなら、観る価値があるかも。

2013年4月24日水曜日

リンカーン

スピルバーグ監督の『リンカーン』観てきた。
正直なところ、あの辺の時代背景をそれほど詳しく知らない俺としては、正直つまらない作品だった。たぶん、南北戦争、奴隷解放、そのあたりに思い入れが強いアメリカ人に受ける作品なんじゃないかなぁと思う。
もちろん、あらすじが分からないとかそういうことはないし、とりあえずリンカーンが一生懸命頑張る姿は印象的で、考えることも少なからずあるんだけど、それでも、消化不良感が否めない。

2013年4月21日日曜日

名探偵コナン 絶海の探偵

1人暮らし始めてから毎年欠かさず観てる映画の1つが『名探偵コナン』。
漫画に関してはいい加減に終わっても良いんじゃないかなぁと思ったりもするんだけど、映画はしっかり作られてて面白いと思う。

今年は『絶海の探偵(プライベートアイ)』っていう副題で、イージス艦が舞台。
京都府舞鶴湾で、早朝に不審船が発見された。無人の船内には大量の爆発物が仕掛けられていて、日本中の大ニュースに。
丁度その日はイージス艦の見学ツアーの日。コナン達はイージス艦に乗り込んだ。そこで、海上自衛隊員の左腕が注水中に吸い込まれていたことを発見した。
さらに、艦内にはどっかの国のスパイも紛れ込んでいることが分かり・・・
別行動の博士、灰原、服部、和葉達とタッグを組んで事件解決に乗り出す。

毎回ぶっ飛んだ舞台設定だけど、今回のもだいぶ現実離れした設定なんじゃないかと思う。
実際問題、こんなことは起こりうるはずがないと思うんだけど、設定としては面白い。
今回は蘭が大変な目に・・・いや、毎回大変な目に合ってる気もする。でもまぁ、大変な目に合ってる。

コナンのすごさは立ち振る舞いにあると俺は思ってる。
小学生っぽくとぼけて見せたり、真剣な目つきをしてみたり。
緩急をつけて、上手く周りを巻き込んで、自分が望む展開を実現する。ああいう所作は、生きる上で必要なことなんだろうなぁと思う。
見習いたい。

2013年4月14日日曜日

ヒッチコック

言わずと知れたサスペンスの巨匠、アルフレッド・ヒッチコックが『サイコ』を作っている時の出来事を描いた作品。特殊メイクでヒッチコックに挑戦しているのは、レクター博士でおなじみ、アンソニー・ホプキンスだ。ヒッチコックは自身の作品に案内役として登場してることもあるから、顔も良く知ってるんだけど、物凄く似てるなぁと思った。

実はヒッチコック作品にはノークレジットでヒッチコックの妻、アルマが常に関わってたという。
その実情を知る一部の関係者や批評家は、アルマがいなければヒッチコックの作品は生まれなかったとさえ言っている。
そんなヒッチコックとアルマの関係を描いたのが今作品だ。

何だろうなぁ、ヒッチコックの作品は知ってても、彼自身のことは良く知らなかったんだけど、今回の作品で色々なことが分かった。
ヒッチコックの映画に掛ける執念。制作資金がないとなれば、自分の家を担保にしてまで金を借りようとするその姿勢は、最近聞いた当社の設立当初の話にも似てた。自分の仕事にプライドを持ってるからこそ出来ることなんだと思う。
そう思うと、俺も見習わなければ、と思えてくる。

2013年4月12日金曜日

シュガー・ラッシュ

ディズニーの最新作、『シュガー・ラッシュ』を観てきた。

でも、とりあえず『シュガー・ラッシュ』の話は置いておいて、同時上映の『紙ひこうき』の話。
この作品が意外に心にぐっと来た。

男女が駅のホームに突っ立ってるところから物語は始まる。
男が持ってる書類が風で飛んで彼女の唇に。キスマークが付いちゃった。
男はその女性に一目ぼれしちゃって、仕事も手に付かなくなるんだけど、ふと窓から隣のビルを見ると、例の女性が!!
仕事に使う書類で紙ひこうきを作って、それを飛ばして、何とか隣のビルの、彼女がいるフロアの窓に投げ入れようと必死になる。
何枚も何枚も使うんだけど、結局失敗。
残るはキスマークがついた書類だけ。
最後の望みを託して紙ひこうきを折る男。
ところが、飛ばす前に風に吹き飛ばされちゃった。
落胆する男なんだけど、紙ひこうきが意志を持ったように動き始めて・・・

っていうお話なんだけど、執念を感じた。
何かを成し遂げるっていうのは、諦めない心が大切なんだなぁと。

『シュガー・ラッシュ』は、予告編でも言われてたように、「俺はヒーローになりたいんだ」っていう悪役が主人公。
最終的には、悪役だって誰かのヒーローなんだっていうことに気付くんだけど、そこまでに紆余曲折がある。
ディズニーの作品にはいつも感動させられる。
その理由は何かっていうと、子供の頃に考えてたことを再現してくれてたりするから。
『トイ・ストーリー』も子供の頃はさほど面白いと思わなかったんだけど、ある程度年を取ってから見ると、予想以上に感動する。
人を感動させるためには、子供の心を持つっていうことが非常に重要になってくるんじゃないかなぁと思う。

2013年4月5日金曜日

アンナ・カレーニナ

いよいよ仕事が始まった。
始まったけど、映画はちょくちょく観に行こうかなぁと思ってる。

今回観たのは『アンナ・カレーニナ』。
言わずと知れたトルストイの小説を映画にしたものだ。

ロシア文学は正直苦手で、『カラマーゾフの兄弟』を苦しみながら何とか読破して、内容全然頭に入ってなかった、みたいな感じだから、『アンナ・カレーニナ』の内容なんか知ってるはずもなく。読んだこともない。

でも、興味はあったから映画観に行ってみた。

魅力的で、恋に溺れる女性を描いた映画だった。
不倫に活力を見出す危ない女性、アンナ。
面白かったけど、女性って恐ろしいなぁっていう感想を抱いてしまった。

2013年3月19日火曜日

プラチナデータ

東野圭吾原作の『プラチナデータ』。
小説家の名前で客を呼べるっていうのはすごいなぁと思う。
同時に、小説家の名前がここまでクローズアップされるっていうのは、珍しいことだと思う。いつまで続くのかは謎だけど。

不完全な人間って世の中にいっぱいいる。
俺だって、過去には社会不適合者のレッテル貼られたりしてるし。
そういう人たちでも、一生懸命生きてるんだなぁってことを考えた。

2013年3月17日日曜日

オズ はじまりの戦い

岩手県にいる女友達が遊びに来てるから、一緒に観に行ってきた。

ずーっと楽しみにしてた映画だから、観れて良かった。
最初モノクロで、オズの世界に行くとカラーになるっていう演出は、世界観を表してて良いなぁと思った。注意しながら観てたんだけど、結局カラーになるタイミング逃して、気が付いたらカラフルになってて驚いた。

小さな力でも終結すれば、大きな力に対抗できる。そして、見せ方が大切っていうことを学んだ映画だった。
見せ方によっては、全然違ったように映ることもあるんだなぁと。

BD出たら買いたいなぁと思う。

2013年3月12日火曜日

ドラえもん のび太のひみつ道具博物館

なんだかんだでドラえもんは毎年観てるなぁ。
「ドラ」がカタカナで、「えもん」がひらがな。
こんな微妙な名前なのに、「どらえもん」って打ったら、一発で「ドラえもん」に変換されるっていうのは、素晴らしいことだと思う。それほどまでに人気があるっていうことだなぁ。

今回の映画は、ひょんなことからひみつ道具ミュージアムのチケットを手に入れたドラえもん一行が、ミュージアムで事件に巻き込まれて、てんやわんやっていうお話。
昔、このミュージアムにいた1人の研究者が起こしたことが、現在まで尾を引いているらしい。

ドラえもんは、面白くてもつまらなくても、やっぱり毎回観ちゃうんだろうなぁと思う。

脳男

『脳男』っていえば、映画っていうよりも、小説のイメージの方が強い。とはいいつつ、読んだことはないけれど。小説の作者は首藤瓜於らしい。ふむ、今度読んでみよう。

この映画、サイコパスを取り扱った映画だ。
ちなみにサイコパスと言えば、個人的には貴志祐介のイメージの方が強い。
とはいいつつ、貴志祐介に初めて触れたのはつい最近なんだけど。

サイコパスを無理やり教育すると、こんな感じになるんだなぁっていう、そういう映画。
貴志祐介が描くサイコパスと比べて、人間らしさを感じた。不完全なサイコパスっていうことなんだろうか。

とりあえず、小説読むことにする。

ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日

最初は楽しく観てたんだけど、最後には冷酷な選択を突き付けられる。
あの場面で、各自がどういう選択をするかによって、その人の性格っていうか、人生観っていうか、生き方っていうか、そういうものが分かる気がするなぁ。

単なる漂流記じゃなくて、哲学的な映画だ。
結末を知った上でもう一度じっくり観ると、1回目とは違ったことに色々と気づきそうだ。

2013年3月10日日曜日

ジャンゴ

大学院時代の先輩と観に行った映画。
デートといえば、デートってことになるのかなぁ。
就職を間近に控えて、だいぶ精神的にしんどいこの頃。気分転換に・・・多少はなったのかなぁ。

なんだか、むちゃくちゃな映画だった。
奴隷からのし上がる、西部劇的下剋上、みたいな。
タランティーノ監督が鬼才なのかどうかは、正直なところ俺にはよく分からない。
この映画も、あんまり良さを感じられなかった。

2013年2月20日水曜日

悪の教典

面白かった、『悪の教典』。
あらかじめ原作を読んでから観に行ったんだけど、期待を裏切らない出来だったおともう。
強いて言えば、もう少し、メインの生徒に厚みがあれば良かったかなぁと。

サイコパスを取り上げた映画だけど、俺もサイコパスじみた部分があるから、共感してしまう半面、怖い部分もあった。
たぶん、こういうところ、ほかの人には理解出来ないんだろうなぁっていう部分も結構あったり。
ただ、やっぱり結局はサイコパスが作った映画じゃなくて、普通の人がサイコパスを作った映画だから、そういう部分で、リアリティに掛ける部分はあるんじゃないかなって個人的には思ってる。

ワンピースフィルム Z

今回の映画は、個人的にはあんまりおもしろくなかったなぁ・・・

前回尾田栄一郎が製作総指揮務めた時には結構面白かったんだけど、なんだろう、それに比べると、今回の作品は、割と地味な印象を受けた。
たぶん、その理由としては、前回みたいに、前日譚をジャンプで公開したりとかっていうバックグランドが薄かったせいなんだろうと思う。

原作の方は、相変わらず面白かったりつまらなかったり、色々だけど、最終回まで気長に付き合っていこうと思う。

フランケン・ウィニー

なんか、不気味な映画だった。

飼い犬が死んだから、生き返らせようとして、とりあえず成功はしたんだけど、その犬はつぎはぎだらけ。
愛情があれば、ああいうのは我慢出来たりするんだろうか。
俺なら、どれほど好きな相手であっても、死人だったら嫌だなぁと思ったりするけれど。

最終的には、死んだ犬を飼うことに対して親の理解も得られたりして、怖いなぁって思った。

2013年1月26日土曜日

ホビット 思いがけない冒険

『ロード・オブ・ザ・リング』の前日譚。
聞くところによると、『ホビット』も3部作らしい。
小説の分量を考えると、そんなに時間を掛けなくてもよさそうな気もするけど、内容の密度が濃かったりするのだろうか? 小説は読んだことがないから分からない。

映画は面白かった。ビルボの家に勝手に上がりこんだ挙句に、ほぼ騙した感じで半強制的に連れて行こうとする感じはかわいそうな気がしたけど、やっぱり、ホビット族にしても、冒険は好きなんだなぁと。

これからどんな展開になるのか楽しみだ。

もうひとりのシェイクスピア

シェイクスピアには影武者がいたというお話。

あんまりメジャーな映画じゃなくて、一部の映画館でしか上映されなかったけど、個人的にはものすごく面白かった。
俺はTOHOシネマズシャンテで観た。

売れない戯曲作家が、ある日、某伯爵の家に招かれたところ、代わりに戯曲を世に公開して欲しいと頼まれた。
そこから、シェイクスピアの影武者生活が始まる。

実際に、シェイクスピアはたいして勉強もせずに、あんなに美しいシナリオを書けるはずがないっていう議論が現在でもある。
そういう事実から着想を得た作品ではあるんだろうけど、観てて退屈しなかった。
DVDが出たら、時間ある時にまた観てみようかなって思ってる。

2013年1月15日火曜日

レ・ミゼラブル

不朽の名作、『レ・ミゼラブル』。
ものすごく有名な作品であるにも関わらず、俺は今まで小説にもミュージカルにも触れたことがなかった。

ミュージカル映画、実はそこまで好きじゃない。
『サウンド・オブ・ミュージック』とか、ディズニーアニメとかで面白いなって思うのはあったけど、ガチでミュージカル映画になると、場違いな感じが個人的には違和感あり過ぎて集中出来ない。

で、この映画はどうだったかっていうと、うーん・・・
やっぱり、違和感はあった。
でも、それなりに楽しく観れたから良かったと思う。隣の客席の女性が涙流してたことには引いてしまったけれど・・・。泣ける映画ではないと思うんだけどなぁ・・・。

あとで調べたところ、いわゆる『レ・ミゼラブル』は、『レ・ミゼラブル』の中の、ジャン・ヴァルジャンの物語をピックアップしたものらしい。
というわけで、小説読んで、本物の『レ・ミゼラブル』について理解しようと思う。