2015年2月4日水曜日

ドラフト・デイ

2015/2/3
TOHOシネマズ六本木
スクリーン4 G-7 21:15

NFL(アメリカン・フットボールのプロリーグ)のドラフト会議を、開始12時間前から描写した映画。

本編が始まる前に、おそらくアメフト(のドラフト会議)に馴染みがない多くの日本人のために、ドラフト会議についての説明があった。

基本的に、成績に応じて各チームのドラフト指名順位が決定するらしい。Wikipediaによれば、各チーム指名をしていって、7巡目まで指名するらしい。
ただ、指名順位をトレードすることも可能らしくて、人気が高い候補選手を是が非でも獲得したいっていう場合には、指名順位のトレードを行ったりもする。
例えば、1番目に指名する権利を持っているチームを相手に、自分のチームの1巡目の指名と、来年の1巡目の指名との両方を引き換えに、1番目に指名する権利を手に入れる交渉をしたり、ということができる。
そして、指名する順番になったら、10分間の制限時間が設けられて、その10分間の内に指名をしなければいけないらしい。

というわけで、駆け引きのゲームだ。

プロ野球のドラフト会議と比べると、トレードの権利と、制限時間があるっていうところが特殊なところなのかなぁと思う。プロ野球ドラフト会議について詳しいわけではないけれど。

毎年、全米に生中継されて、高視聴率を獲得するらしい。
アメリカにおけるアメフトが、どれだけメジャーなものなのか、ということが、こういう映画が作られることを考えただけでも良く分かる。
アメフト自体は『アイシールド21』っていう漫画を読んで、精神まで含めてそこそこ知っているつもりだけど、ドラフト会議については全然しらなかったから、勉強になった。

この映画は、指名順位7位のチームのジェネラルマネージャーの1日を描いた映画だ。
この映画から私自身が得るべき教訓は、直感の大切さと、時間の使い方、それから交渉術だ。
自分の手札が何なのか、相手がどういう手札を持っていて、何を求めているのか、それをきちんと理解することが交渉において大切なことだ、ということが分かった。

ジョーカー・ゲーム

2015/2/3(火)
TOHOシネマズ六本木
スクリーン3 H-12 19:00

柳広司原作の『ジョーカー・ゲーム』。
原作未読なんだけど、映画自体の出来としては、まぁ、まずまずっていう感じだと思う。
悪い意味で予想を裏切らない完成度だった。
もっと、思い切った展開があれば良かったなぁと思うし、カメラワークが親切すぎて、展開が読みやすかった。
もっと不親切な作品で良いと思う。

CMで、絶対ダマされるとか言ってる人がいるけれど、そんなことはない。普通に観てたら普通に何が起こってるのかは分かる。

内容は、
通称ブラックノートと呼ばれる殺人兵器の設計図を求めて、スパイが暗躍する、
という単純な話。
事細かく説明が必要なほど複雑な話でもない。

個人的に一番驚いたのは、深田恭子がものすごく魅力的に描かれてるっていうこと(個人的には)。
今まで、深田恭子の良さって全然分からなかったけど、今回初めて、セクシーだと思った。
深田恭子の魅力再発見っていう意味で、観てよかったと思う。