2013年6月21日金曜日

俺はまだ本気出してないだけ

印象に残ったのは映画の内容よりもテーマソング。
SCANDALの『会わないつもりの元気でね』。
あんまりパッとしないバンドだと思ってたけど、一旦見直した。ほかの曲を聴こうとは思わないけど。

映画に関しては、何だろう、やっぱり橋本愛可愛いなぁっていうだけかなぁ。
俺はまだ本気出してないだけだって言いながら、それを自分への逃げ道にしてる感じの人、よくいるよねっていう感じ。俺はどうなんだろうって思いながら観てた。
痛いところつくなぁっていうタイトルだけど、映画の主人公ほど怠惰な生活送ってるわけじゃないから、それほど共感できたわけでもない。

1つ印象に残ってる場面は、男がヘルスに行って、楽しんだ後帰ろうとすると、ヘルスの中で娘に遭遇する場面。
良くある、個室で待ってたら娘が来たとか、そういう感じじゃないだけ一捻りしてるなっていう感じだった。
娘が風俗で働いてるって知ったら、俺ならどう思うかなぁって思ったけど、娘自体いないから、想像するだけ無駄だった。ただ、それでもあえて想像すると、人の人生だから、って思うだけのような気がして、相変わらず冷たいなぁと自己嫌悪に陥った。
で、話を戻して、娘が風俗で働いてることを知った主人公。娘と並んで家に帰る途中に行った言葉が心に残った。
「久しぶりに、父親らしいお願いして良い?」
「あのバイトは辞めて欲しいな」
今まで家族と向き合うのも避けてたような主人公が、久々に娘に対して向けた強い思い。
ちゃんと言葉にするって大切だなぁと思った。

図書館戦争

榮倉奈々、岡田准一主演の『図書館戦争』。
フジテレビの木曜深夜のアニメ枠、ノイタミナでアニメをやってるのを観てファンになって、小説も最近読んでる。
実写映画も結構期待して観に行った。

メディア良化法という、不健全な図書を取り締まる法律に対抗するために、図書館が武装している屈折した世界のお話。
最近、現実世界でも、似たような話があって、笑い話じゃないよなぁとか思ったりする。

岡田准一はともかく、榮倉奈々は正直イメージと合わなかったんだけど、映画は面白かった。

表現の自由を守るために武装するっていうのは、やっぱり間違ってるんじゃないかなぁとかなんとか、そもそも論を展開しちゃったりするんだけど、まぁ、その辺は置いとこう。
機会があれば、また観たいなぁと思う。