2013年4月24日水曜日

リンカーン

スピルバーグ監督の『リンカーン』観てきた。
正直なところ、あの辺の時代背景をそれほど詳しく知らない俺としては、正直つまらない作品だった。たぶん、南北戦争、奴隷解放、そのあたりに思い入れが強いアメリカ人に受ける作品なんじゃないかなぁと思う。
もちろん、あらすじが分からないとかそういうことはないし、とりあえずリンカーンが一生懸命頑張る姿は印象的で、考えることも少なからずあるんだけど、それでも、消化不良感が否めない。

2013年4月21日日曜日

名探偵コナン 絶海の探偵

1人暮らし始めてから毎年欠かさず観てる映画の1つが『名探偵コナン』。
漫画に関してはいい加減に終わっても良いんじゃないかなぁと思ったりもするんだけど、映画はしっかり作られてて面白いと思う。

今年は『絶海の探偵(プライベートアイ)』っていう副題で、イージス艦が舞台。
京都府舞鶴湾で、早朝に不審船が発見された。無人の船内には大量の爆発物が仕掛けられていて、日本中の大ニュースに。
丁度その日はイージス艦の見学ツアーの日。コナン達はイージス艦に乗り込んだ。そこで、海上自衛隊員の左腕が注水中に吸い込まれていたことを発見した。
さらに、艦内にはどっかの国のスパイも紛れ込んでいることが分かり・・・
別行動の博士、灰原、服部、和葉達とタッグを組んで事件解決に乗り出す。

毎回ぶっ飛んだ舞台設定だけど、今回のもだいぶ現実離れした設定なんじゃないかと思う。
実際問題、こんなことは起こりうるはずがないと思うんだけど、設定としては面白い。
今回は蘭が大変な目に・・・いや、毎回大変な目に合ってる気もする。でもまぁ、大変な目に合ってる。

コナンのすごさは立ち振る舞いにあると俺は思ってる。
小学生っぽくとぼけて見せたり、真剣な目つきをしてみたり。
緩急をつけて、上手く周りを巻き込んで、自分が望む展開を実現する。ああいう所作は、生きる上で必要なことなんだろうなぁと思う。
見習いたい。

2013年4月14日日曜日

ヒッチコック

言わずと知れたサスペンスの巨匠、アルフレッド・ヒッチコックが『サイコ』を作っている時の出来事を描いた作品。特殊メイクでヒッチコックに挑戦しているのは、レクター博士でおなじみ、アンソニー・ホプキンスだ。ヒッチコックは自身の作品に案内役として登場してることもあるから、顔も良く知ってるんだけど、物凄く似てるなぁと思った。

実はヒッチコック作品にはノークレジットでヒッチコックの妻、アルマが常に関わってたという。
その実情を知る一部の関係者や批評家は、アルマがいなければヒッチコックの作品は生まれなかったとさえ言っている。
そんなヒッチコックとアルマの関係を描いたのが今作品だ。

何だろうなぁ、ヒッチコックの作品は知ってても、彼自身のことは良く知らなかったんだけど、今回の作品で色々なことが分かった。
ヒッチコックの映画に掛ける執念。制作資金がないとなれば、自分の家を担保にしてまで金を借りようとするその姿勢は、最近聞いた当社の設立当初の話にも似てた。自分の仕事にプライドを持ってるからこそ出来ることなんだと思う。
そう思うと、俺も見習わなければ、と思えてくる。

2013年4月12日金曜日

シュガー・ラッシュ

ディズニーの最新作、『シュガー・ラッシュ』を観てきた。

でも、とりあえず『シュガー・ラッシュ』の話は置いておいて、同時上映の『紙ひこうき』の話。
この作品が意外に心にぐっと来た。

男女が駅のホームに突っ立ってるところから物語は始まる。
男が持ってる書類が風で飛んで彼女の唇に。キスマークが付いちゃった。
男はその女性に一目ぼれしちゃって、仕事も手に付かなくなるんだけど、ふと窓から隣のビルを見ると、例の女性が!!
仕事に使う書類で紙ひこうきを作って、それを飛ばして、何とか隣のビルの、彼女がいるフロアの窓に投げ入れようと必死になる。
何枚も何枚も使うんだけど、結局失敗。
残るはキスマークがついた書類だけ。
最後の望みを託して紙ひこうきを折る男。
ところが、飛ばす前に風に吹き飛ばされちゃった。
落胆する男なんだけど、紙ひこうきが意志を持ったように動き始めて・・・

っていうお話なんだけど、執念を感じた。
何かを成し遂げるっていうのは、諦めない心が大切なんだなぁと。

『シュガー・ラッシュ』は、予告編でも言われてたように、「俺はヒーローになりたいんだ」っていう悪役が主人公。
最終的には、悪役だって誰かのヒーローなんだっていうことに気付くんだけど、そこまでに紆余曲折がある。
ディズニーの作品にはいつも感動させられる。
その理由は何かっていうと、子供の頃に考えてたことを再現してくれてたりするから。
『トイ・ストーリー』も子供の頃はさほど面白いと思わなかったんだけど、ある程度年を取ってから見ると、予想以上に感動する。
人を感動させるためには、子供の心を持つっていうことが非常に重要になってくるんじゃないかなぁと思う。

2013年4月5日金曜日

アンナ・カレーニナ

いよいよ仕事が始まった。
始まったけど、映画はちょくちょく観に行こうかなぁと思ってる。

今回観たのは『アンナ・カレーニナ』。
言わずと知れたトルストイの小説を映画にしたものだ。

ロシア文学は正直苦手で、『カラマーゾフの兄弟』を苦しみながら何とか読破して、内容全然頭に入ってなかった、みたいな感じだから、『アンナ・カレーニナ』の内容なんか知ってるはずもなく。読んだこともない。

でも、興味はあったから映画観に行ってみた。

魅力的で、恋に溺れる女性を描いた映画だった。
不倫に活力を見出す危ない女性、アンナ。
面白かったけど、女性って恐ろしいなぁっていう感想を抱いてしまった。