2012年11月23日金曜日

推理作家ポー 最期の5日間

いつ観たかも忘れたけど、ようやく感想をアップ。

ポーの小説は『モグル街の殺人』しか読んだことがない。
とりあえず、近々、Kindleを手に入れたら読み直そうと思ってる。まぁ、紙の本も持ってはいるんだけど。

さてさて、この映画、タイトルにもあるように、ポーが死ぬ直前の5日間を描いた作品。
その期間に何があったのかは未だに謎らしいけど、この作品ではその期間に、ポーの小説を真似たイカれた犯罪者が現れた。っていうことにしてる。
犯罪者を見つけ出すために、ポーは小説を書く。
ポーの意中の女性がさらわれて、ポーの家が焼かれて、っていう、不幸な人物像が出来上がってた。
少々ショッキングな映像も出てきたりした。

面白かった。
DVDなりBDなりが発売したら、手に入れたいなぁと思う。



感想なんて全然入ってないような感じの文章になっちゃった。

2012年10月2日火曜日

ハンガー・ゲーム

最近巷で話題の『ハンガー・ゲーム』を観てきた。
この映画、展開が『バトル・ロワイヤル』に似てるっていう評価を下してる人が多いらしい。
『バトル・ロワイヤル』に関しては全然観たことなくて、殺し合いの授業をするっていう程度しか知らないんだけど、少なくとも『ハンガー・ゲーム』はもっと深い話だと思う。娯楽作品ではあるけれど、社会派な感じが漂う。
そもそも、単にみんなが殺し合うだけなら、こんなに話題になるわけがない。

映画の舞台はある時代のある国。そこでは毎年ハンガー・ゲームという娯楽が開催されてる。これは、首都を囲む12の貧民地域から毎年男女1人ずつ、合計24人を選出して、特別に作られたドームで最後の1人になるまでサバイバルゲームを行うというもの。
きっかけは、昔起こった内乱らしい。政府を倒そうという動きがあって、その時には政府が勝利したものの、それ以降反乱を起こそうという気にさせないために、こういうゲームで国民に恐怖を植え付けてるっていうわけだ。

少なからずどの国にもありそうなメンタリティだ。

主人公は1人の少女。
妹が選出されたところを庇って自ら志願した。
得意の弓と知恵と勇気で生き残る。

原作は読んでないんだけど、楽しめた。
アメリカが抱える矛盾を描いた作品だけど、日本だってこういう部分があるんじゃないかなぁとか何とか。現行制度に甘んじてる部分とか。

今読んでる本が終わって、あと数冊早急に読みたいって思ってる本があるから、それが終わったら原作読もうかな。

この作品は3部作らしい。残り2作品、楽しみだ。

エイリアン

『エイリアン』を観てきた。いつの映画かは知らないけど、午前十時の映画祭で上映してた。

ものすごく眠くて最初の30分は意識して睡眠の時間にあてたけど、特に内容が分からないなんていうことはなく、分かりやすい映画で助かった。

宇宙貨物船が宇宙を航行中に信号を傍受、その発信源を辿っていった先でエイリアンに襲われたっていう単純なお話。
先週『鳥』を観た時も思ったけど、単純な話をこれほどまでに引っ張れるあたりに高度な撮影技術を感じたりする。

エイリアンの姿って、今も昔もあんまり変わらないのはなぜなんだろうっていうことを考えた。
あの、頭が妙に長い感じのエイリアン。親地球派も反地球派も、エイリアンっていえばああいうデザイン。もちろんたまには違う感じの奴らもいるけれど。
エイリアンの元祖はこの映画? それとも、あのエイリアン像にはもっと昔に期限があるのだろうか。

2012年9月25日火曜日

ソハの地下水道

TOHOシネマズシャンテで『ソハの地下水道』を観てきた。

こういう映画こそ、多くの人に観てもらいたいって思うんだけど、残念ながら上映館が少なすぎる。

この映画、ポーランドの映画なんだけど、舞台は第2次世界大戦下。ドイツ人に迫害を受けるユダヤ人が地下に張り巡らされてる下水道管に逃げ込む。そこで、ポーランド人で下水管工事と点検の仕事をしてる冴えない男、ソハと遭遇。
ユダヤ人を見つけたら通報するのが当たり前、見逃したら罰せられるっていう環境で、ソハは彼らをかくまうことを選択する。

映画は全体で143分、そのほとんどが地下水道で展開される。少し長めの映画ではあるけど、ものすごく引き込まれた。地下が舞台だからもちろん全編に渡って結構画面が暗いんだけど、それでも美しいなっていう印象を受けた。
地上から注がれる雨水をまるでシャワーのように裸体に浴びる女性をみて、それが地下だとは考えられたなかった。

生きることと引き換えに光を捨てて、地下に逃げ込む彼ら。
生きることの厳しさと、戦争のつらさを感じた。
近代史ってつまらないって高校生の頃くらいまで感じてたんだけど、大学生になってから、徐々に徐々に、戦争とか、それをひっくるめた今につながる最近の出来事に強い関心を抱くようになった。
小学生の頃に修学旅行で行った原爆ドーム、当時は何とも思わなかったけど、今行くと、また違う印象を持つんだろうなぁと思ったり。
もっともっと、戦争を体験した人々に、話を聞いとけば良かったなぁと思ったり。

エンドロールに入る前、彼らが14か月もの間地下で過ごしたことが明かされる。
1年以上光が当たらない世界に生きてて、どんな気持ちだったんだろう・・・

アカデミー賞にも2部門ノミネートされたらしい。
観てみると、何かしら心に残るものがあるんじゃないかと思う。


ちなみに、映画の原作は『ソハの地下水道』っていう本なんだけど、これは当時のことを知る人々にインタビューして、当時のことを綴った本らしい。
その本を書いた著者は、さすがに地下で生活した人たちが生き残ってるはずはないって考えたらしいけど、実は、クリシャ・ヒゲル(英語だとクリスティーネ・ケレン)っていう女の子が今アメリカに渡って生活してて、『緑色のセーターの女の子』(英語)っていう当時のことを回想した本を出版してるっていうことを後に知ったそうだ。クリシャもこの映画は当時のことをリアルに再現出来てるって評価したらしい。


ところで、映画館でフレッシュネス・バーガーのバーガーを食べてる男がいた。
紙袋とかビニール袋の音がうるさくて、よっぽど文句言ってやりたかったけど、うるさいのは予告編の間だけで本編始まってからは収まったから、何とか我慢できた。
映画館で音を発するっていうのは万死に値する。

TOHOシネマズみゆき座でヒッチコック監督作品、『鳥』を観てきた。午前十時の映画祭の上映作品の1つだ。

鳥が人間を襲うっていう、言葉にしてしまえばそれだけの話ではあるんだけど、圧倒された。
どの辺が凄いかっていうと、あれだけ大量の鳥を登場させたことだ。
当時の撮影技術がいかなるものかっていうことに関しては知識がないから何とも言えないけど、あれが全部本物だとは思えない。大抵は特撮なんだろう。かと言って、あれが全部偽物っていうこともないだろう。そうすると、やっぱりすごいって思う。

主人公メラニーは、ペットショップで出会った弁護士、ブレナーの家へ向かう途中、カモメに襲われる。これが最初の事件。鳥の様子が何かおかしい。大勢の子供を大群で襲撃したり、家を大群で襲い、結果主を殺したり。
メラニーとブレアは、車で街を脱出しようとする。

脱出しようと車を発進させたところで映画は終了するから、たぶん脱出成功なんだろう。

単純な動物パニックムービーではあるけど、傑作だ。

2012年9月18日火曜日

天地明察

待ちに待った『天地明察』がようやく公開した。

原作読んだころから楽しみにしてたんだけど、映画も非常に良かった。
原作に忠実っていうわけではなかったけど、そもそもどの程度史実にのっとってるのかが分からない時点でそういうものを気にしても仕方がない。
少なからず長いかなっていう印象はあったけど、それでも退屈せずに見れた。

1つのことに長い時間を費やしながらも、だからといってそれだけに没頭するわけではない。そういう生き方をしてるのが主人公の安井算哲。素直に格好良いと思う。
囲碁のシーンも緊迫感あって良かった。初手天元打つのにあのモーションは必要なかったんじゃないかって思ったりもしたけれど。

鍵泥棒のメソッド

自殺志願の売れない俳優が銭湯へ。
ある男が大胆に石鹸ですべって頭撃ったところを目撃。その男のロッカーのカギと自分のカギをすり替えた。
そんなことをしちゃったものだから、殺し屋に間違われたりして、てんやわんやの大騒ぎ。

あんまり期待せずに観たんだけど、結構面白かった。
2、3回オチがあって楽しかった。
ただ、あまりにもハッピーエンドだから、もう少しブラックな要素を入れても良かったんじゃないかって思ったり思わなかったり・・・