2014年12月9日火曜日

デビルズ・ノット

TOHOシネマズシャンテで『デビルズ・ノット』という映画を観てきた。
座席はI-7、観やすい席だった。観にくい席があるのかどうかは知らないが。

原題は"DEVIL'S KNOT"らしいから、まぁ、発音通りにカタカナにしただけの邦題だ。

実話を基にした映画らしい。
その実話っていうのが、これ↓↓

ウェスト・メンフィス3事件

史上最悪の冤罪事件として名高い未解決事件らしい。
結構有名らしいけど、申し訳ないことに私は知らなかった。

映画のあらすじを簡単に説明すると、

アーカンソー州で、8歳の少年3人が全裸死体として発見させられた。警察は操作の後、3人の青年を逮捕。しかし、民間で調査会社を営むロン・ラックスは、この事件に疑問を抱き、操作に乗り出す。

現在も未解決で、ロン・ラックスは、今なお、事件解決のために弁護士に協力しているらしい。

この事件の特筆すべき点は、逮捕された3人は、それぞれ死刑や終身刑を受けてたんだけど、18年服役した後、司法取引により釈放されていること。問題は、その司法取引が、有罪であることを認める、というものだ。既決重罪犯として釈放されるという矛盾を抱えた司法取引、しっくり来ない。

事実を基にした映画っていうことだけど、色々なサイトを観てたら、どうやらほとんどが実話らしい。
脚色がほとんどないがゆえに、すでに事件を知っている人たちからすれば、映画にする価値がない作品なのではないか、と。

映画の価値そのものに言及するつもりはないけれど、(どう考えても何かが起こる予感がするBGMを使っていたり、安易な部分はあるものの、)良く出来た作品だと思うし、個人的には面白かったから満足だ。
事件に興味を持って観るときにどうなのかは分からないけれど、映画好きなら観る価値はあるんじゃないかと思う。

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